太閤下水(背割下水)
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現存する日本最古の都市インフラが上町台地にはあんねん。そのインフラを整備したんが豊臣秀吉やねん。秀吉は大阪人からは親しみを込めて「太閤さん」て呼ばれてるねん。
だから、背割り下水のことを別名「太閤下水」とも言うねん。
大坂城の築城のときに、道路整備と同時に下水を排水するための下水溝が建設されたから、相当古いもんやってわかるやろ。一部は御影石が積み上げられた立派な構になってて、江戸時代には女性が洗濯などに集うにぎやかな空間やってんて。明治時代以降、次々と暗渠化してんけど、今でも20kmほどが下水道として利用されてんねん。その太閤下水が、大阪市立南大江小学校の前から見ることが出来るねん。暗くてわかりにくいけど、見てもらいたいなぁ。

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