生玉地下壕
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生国魂神社の南に隣接して生玉公園があるねんけど、
その西側、松屋町筋にかけては崖になってて、
その崖には斜面を掘りぬいた地下壕があるねん。
それが生玉の地下壕やねん。

地下壕は鉄筋コンクリート造りで、長さ約24メートル、幅約9メートルもあって、200平方メートル以上の広さがあるねん。
1940年に「都市防空壕」として建設されてんけど、その建設の時に、強制連行で集められた朝鮮人が苛酷な労働に従事させられたって言われてるねん。

現在は破損がひどくなったから、入り口や通気口をコンクリートで固め、中を見ることができへんねん。そやけど、ここは中を見やんでも"戦争の傷あと"を肌で感じとることが出来るところやね。

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