勝曼院愛染堂
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「愛染さん」の名称で親しまれている勝曼院は、
聖徳太子が593年に立てたって言われてる四天王寺の別院やねん。
もともと四天王寺は「敬田院」「施薬院」「療病院」「非田院」の4つから
なってて、このうちの「施薬院」のが、現在の愛染さん(勝曼院)やねん。
聖徳太子は、いろんな薬草をこの場所に植えて、病気の人にわけあたえたと言われとって、社会福祉事業発祥の地ともいわれてるねん。
奥にある多宝塔は国の重要文化財で、高さ22メートルの二層塔で1594年に豊臣秀吉が建ててん。今も残ってる大阪市内最古の建造物やねんで。この愛染さんの名前を有名にしてんのが「愛染祭り」。愛染祭りは6月の30日から3日間行われて、大阪の夏祭りのトップやからやねん。
浴衣祭りとも言われてるねんけど、「宝恵籠(ほえかご)」に浴衣姿の愛染娘を乗せて市内を練り歩くねん。                      

もともとこの祭りは宝永年間(1704〜11)に遊女が籠にのってあでやかにお参りしたことに始まると言われてんねん。

ほんで、ここの本尊の愛染明王は秘仏やねん。愛染祭りと修正会の期間のみ見ることが出来るねん。愛敬開運、縁結び、商売繁盛の仏様やから、行っとかなあかんで!

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